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冷え性対策 / ブレンドガイド

30代の冷えやのぼせに寄り添うハーブティーブレンド5選

温かい一杯に選ばれてきた5種のハーブの成分・味わい・伝統的な用いられ方を整理。30代の冷えやのぼせが気になる方に向けた5つのブレンドレシピ、淹れ方の目安、飲む前に確かめたい注意点をまとめました。

19 min read
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  3. 30代の冷えやのぼせに寄り添うハーブティーブレンド5選
Sharecipea編集部・2026年3月8日・更新: 2026年9月27日
この記事の内容
  1. 01結論|温まる一杯に選ばれてきた5種のハーブ
  2. 02このページの立ち位置|温活ガイドの使い分け
  3. 0330代の「朝は手足が冷たいのに、夕方はほてる」
  4. 04ブレンドに組み合わせる3種|香りとやわらかさの担当
  5. 05飲む前に確かめたいこと|8種の注意点
  6. 06ブレンドレシピ5選
  7. 07飲むタイミングと淹れ方のコツ
  8. 08季節に合わせた持ち替え方
  9. 09自分に合った一杯を見つけるには
  10. 10よくある質問
  11. 11まとめ|まず1種、それから5ブレンド

この記事の内容

  1. 01結論|温まる一杯に選ばれてきた5種のハーブ
  2. 02このページの立ち位置|温活ガイドの使い分け
  3. 0330代の「朝は手足が冷たいのに、夕方はほてる」
  4. 04ブレンドに組み合わせる3種|香りとやわらかさの担当
  5. 05飲む前に確かめたいこと|8種の注意点
  6. 06ブレンドレシピ5選
  7. 07飲むタイミングと淹れ方のコツ
  8. 08季節に合わせた持ち替え方
  9. 09自分に合った一杯を見つけるには
  10. 10よくある質問
  11. 11まとめ|まず1種、それから5ブレンド

結論|温まる一杯に選ばれてきた5種のハーブ

このページの立ち位置|温活ガイドの使い分け

30代の「朝は手足が冷たいのに、夕方はほてる」

ブレンドに組み合わせる3種|香りとやわらかさの担当

飲む前に確かめたいこと|8種の注意点

ブレンドレシピ5選

淹れ方の読み方:各レシピのお湯の温度と蒸らし時間は、図鑑に載せている単体の目安をもとに、温度は配合の中でいちばん低いハーブに、時間はいちばん長いハーブに合わせています。ジンジャー・シナモン・カルダモン・ルイボスは沸騰直後のお湯(100℃)、ローズマリー・ダンデライオン・カモミールは95℃、レモンバームは90℃が単体の目安です。蒸らし時間は、シナモン・カルダモン・ダンデライオンが入ると7分に寄ります。

1

スパイシーな温かみで朝を迎える|スパイシー温活ブレンド

朝身体がひんやりしているなと感じるときやこれからの日に向けて心を整えたいときに。

材料

  • ジンジャー1.5g(ティースプーン約0.5杯)
  • シナモン1g(ティースプーン約0.5杯)
  • カルダモン0.5g(ティースプーン約0.25杯)

抽出条件

🌡100°C⏱7分
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2

ハーバルな香りに包まれて|ハーバルリフレッシュブレンド

午後の気分転換が必要なときや心身ともにリフレッシュしたいときに。

材料

  • ローズマリー1.5g(ティースプーン約1杯)
  • レモンバーム1.5g(ティースプーン約1杯)
  • ジンジャー1g(ティースプーン約0.5杯)

抽出条件

🌡90°C⏱5分
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3

毎日飲み続けたい、やさしいブレンド|毎日ノンカフェイン温活

朝昼晩いつでも飲める毎日のお供に。カフェインを気にせず夜寝る前に温かいハーブティーをお探しの方に。

材料

  • ルイボス3g(ティースプーン約1.5杯)
  • シナモン1g(ティースプーン約0.5杯)
  • ジンジャー0.5g(ティースプーン約0.25杯)

抽出条件

🌡100°C⏱7分
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4

ほろ苦さを楽しむ夜のひととき|ほろ苦あったかブレンド

心がざわついているとき落ち着きを取り戻したいときに。夜の時間をゆっくり過ごしたいときにも。

材料

  • ダンデライオン2g(ティースプーン約1杯)
  • ジンジャー1g(ティースプーン約0.5杯)
  • カモミール1g(ティースプーン約0.5杯)

抽出条件

🌡95°C⏱7分
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5

すべての温かみを感じるフルブレンド|フルスパイスブレンド

ハーブティーの奥深さを味わいたいときやいつもと違う組み合わせを試してみたいときに。

材料

  • ルイボス2.5g(ティースプーン約1.25杯)
  • カルダモン0.5g(ティースプーン約0.25杯)
  • ローズマリー1g(ティースプーン約0.5杯)
  • シナモン0.5g(ティースプーン約0.25杯)

抽出条件

🌡95°C⏱7分
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🫙ジンジャーのレシピ🫙シナモンのレシピ🌿ローズマリーのレシピ
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🫙 ジンジャー
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飲むタイミングと淹れ方のコツ

温かいハーブティーは、いつ飲むかによって心地よさの感じ方が変わります。1日のリズムに合わせて選んでみましょう。

朝 — 一日のはじまりには、ジンジャーやカルダモンといったスパイシーなハーブがよく合います。ピリッとした香りが目覚めのひとときに寄り添い、温かい一杯を飲みたい時季にぴったりです。レシピ1の「スパイシー温活ブレンド」が好相性です。

日中・仕事の合間 — 気分を切り替えたい午後には、ローズマリーやレモンバームのハーバルな香りを。デスクの横に置いて、一口ずつ味わう時間が、午後の区切りになります。レシピ2がおすすめです。

夜・就寝前 — カフェインを控えたい夜には、ルイボスやカモミールを主役にしたブレンドを。レシピ3やレシピ4は、就寝前のリラックスタイムにゆっくり味わえます。

淹れ方の基本は、ジンジャー・シナモン・カルダモンといったスパイス系とルイボスは沸騰直後のお湯で5〜7分、ローズマリーやカモミールなど香りの繊細な葉・花は少し温度を下げて5分前後が目安です。ブレンドのときは、レシピ節の冒頭に書いたとおり「温度は低いほう、時間は長いほう」に合わせます。蒸らし時間を長くとるほど香りと味わいが濃く出るので、好みに合わせて調整してみてください。配合の比率を自由に試したいときは、ブレンドシミュレーターで組み合わせをシミュレーションできます。

季節に合わせた持ち替え方

30代は、季節の変わり目に身体の感じ方が揺れやすい年代でもあります。同じ5ブレンドでも、季節で主役を入れ替えると一年を通して飽きません。

  • 秋から冬 — 気温が下がる時季は、ジンジャー・シナモン・カルダモンが恋しくなります。レシピ1とレシピ5の出番です。
  • 春先 — 寒暖差が大きくなる春は、スパイス系と軽やかな香りのハーブを半々に。レシピ2が合います。季節に特化したレシピは春先の寒暖差に向けたハーブティーブレンドレシピにまとめてあります。
  • 通年 — 🍂ルイボスと🌼ダンデライオンはカフェインを含まないので、季節も時間帯も選びません。レシピ3が土台になります。

温活スパイスをもっと広く(ターメリックやクローブまで)試したい方は、体を温めたい時季のハーブティーブレンドレシピ集も参考になります。

自分に合った一杯を見つけるには

「自分にはどのハーブが合うのか分からない」というときは、いくつかの手がかりを組み合わせて選ぶと迷いにくくなります。今の気分やライフスタイルから選ぶ体質診断を使えば、あなたに寄り添うハーブの候補が見つかります。ブレンドの黄金比率や目的別のレシピをもっと知りたい方は、ハーブティーのブレンド方法完全ガイドもあわせてご覧ください。相性のよいハーブの組み合わせや配合比率が体系的にまとまっています。

よくある質問

Q体を温めるハーブティーには、どんなハーブが選ばれてきましたか?

伝統的によく選ばれてきたのは、ジンジャー・シナモン・カルダモンというスパイス系の3種と、ローズマリー、ルイボスです。本文冒頭の表に、それぞれ含まれる成分・味わい・どんな場面に置かれてきたかを整理しています。なお、ハーブティーは食品であり医薬品ではありません。

Q最初の1種はどれから試すのがおすすめですか?

手に入りやすさで言えばジンジャーかシナモンです。辛みが心地よければジンジャー、甘い香りが好みならシナモン。両者の違いは[ジンジャーとシナモンの比較ガイド](/guides/compare/ginger-vs-cinnamon)で並べています。1〜2種類に慣れてから、少しずつ組み合わせを広げてみてください。

Q朝は手足が冷たく夕方はほてる日は、どのブレンドが向いていますか?

レシピ2の「ハーバルリフレッシュブレンド」やレシピ4の「ほろ苦あったかブレンド」がおすすめです。温かい一杯をゆっくり味わう時間そのものが、気持ちを切り替えるひとときになります。その日の気分に合わせて、香りの好みで選んでみてください。

Qいつ飲むのが良いですか?

決まりはありませんが、朝はスパイス系のブレンド、夜はノンカフェインのブレンド、というように1日のリズムに合わせると楽しみやすくなります。本文の「飲むタイミングと淹れ方のコツ」も参考にしてみてください。

Qハーブティーはどのくらいの頻度で飲むのが良いですか?

日課にしている方も多く、朝に一杯、夜に一杯など、無理のないペースで続けるのがいちばんです。ただしシナモン入りのブレンドを毎日飲むなら、クマリンの少ないセイロンシナモンを選んでください。そのほかのハーブの注意点は、本文の「飲む前に確かめたいこと」の表にまとめています。

Q妊娠中や授乳中でも飲めますか?

妊娠中や授乳中の方は、かかりつけの医師にご相談ください。このページのハーブでは、ジンジャー・ローズマリー・カモミールについては医師への確認を、シナモンについては妊娠中に大量に摂らないことを、図鑑で案内しています。とくにシナモンは種類によって性質が異なるため、[シナモンティーとは|含まれる成分と飲み方](/guides/cinnamon-tea-benefits)の注意点もあわせてご確認ください。

Qハーブを自分でブレンドするのは難しくありませんか?

慣れると簡単です。最初は、ティースプーンなどで分量を量り、小さいティーポットで試してみることをおすすめします。2、3回繰り返すと、自分好みの配合が見つかるでしょう。

Q味に飽きずに毎日続けるコツはありますか?

ベースをルイボスなどのまろやかなハーブにして、日によってスパイスや香りのハーブを少しずつ変えると、飽きずに楽しめます。[ブレンドシミュレーター](/tools/blend-simulator)で配合を試したり、[ハーブ図鑑](/herbs)で新しいハーブを探したりするのもおすすめです。

まとめ|まず1種、それから5ブレンド

このページで整理したことを、もう一度並べておきます。

  • 温かい一杯に選ばれてきたハーブ:ジンジャー・シナモン・カルダモン・ローズマリー・ルイボス。成分と味わいは冒頭の表に
  • 30代というライフステージ:朝と夕方、季節ごとに感じ方が揺れる。だから一杯ではなく、持ち替えられる5ブレンド
  • 時間帯の目安:朝はスパイス系、午後はハーバル系、夜はノンカフェイン
  • 淹れ方の目安:スパイス系とルイボスは沸騰直後のお湯で5〜7分、香りの繊細な葉・花は温度を下げて5分前後。ブレンドは「温度は低いほう、時間は長いほう」に合わせる
  • 飲む前に:8種ともカフェインは含まない。毎日飲むならシナモンはセイロンを。注意点は「飲む前に確かめたいこと」の表に

朝の支度前に一杯、仕事の合間に一杯、夜寝る前に一杯——。自分のペースで続けるうちに、その日の身体に合う一杯がだんだん分かってきます。まずは🫙ジンジャーか🫙シナモンを1種、そこからレシピ1へ進んでみてください。

なお、ハーブティーは食品であり医薬品ではありません。体調に不安がある場合、通院中・服薬中の場合は、医師・薬剤師にご相談ください。

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このガイドのハーブを使ったレシピ

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by おおえび

ミントレモン

by おおえび

夜のやすらぎブレンド

by おおえび

頭脳明晰ブレンド

by はじじ

花園のやすらぎブレンド

by mogu

Sharecipea編集部

ハーブティー専門YouTubeチャンネル(登録者2.7万人・動画967本)の企画・撮影・編集・運用を6年間担当した経験をもとに、122種のハーブデータベースとオリジナルブレンドレシピを発信しています。

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この記事で紹介したハーブ

🫙ジンジャー🫙シナモン🌿ローズマリー🌼ダンデライオン🍂ルイボス🌰カルダモン🌼カモミール🍃レモンバーム
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「体を温めるハーブティー」を探すとき、最初に迷うのはハーブの名前です。先に答えを書いておくと、温かい一杯として世界各地で長く選ばれてきたのは、ジンジャー・シナモン・カルダモンというスパイス系の3種と、ローズマリー・ルイボスの2種です。

ただし、ハーブティーは食品であり医薬品ではありません。このページでも、ハーブが何かをしてくれるという書き方はしません。代わりに、確かめられる事実——何が含まれているか/どんな味か/どんな場面に置かれてきたか——だけを並べます。

ハーブ 含まれる主な成分 味わい 伝統的に置かれてきた場面 図鑑
ジンジャー ジンゲロール(乾燥・加熱でショウガオールに変化する) ピリッとした辛みと、あとからくるほのかな甘み 熱帯アジア原産。古代から交易され、寒い季節の飲みものとして各地で 🫙ジンジャー
シナモン シンナムアルデヒド、プロアントシアニジンなどのポリフェノール類 甘くスパイシーな香り、ほんのりした辛み 世界最古のスパイスのひとつ。チャイをはじめ温かい飲みものの香りづけに 🫙シナモン
カルダモン シネオールを中心とした精油成分 清涼感と甘みが同居する華やかな香り 「スパイスの女王」。インドでは食後に種を噛む習慣があり、マサラチャイの要 🌰カルダモン
ローズマリー 1,8-シネオール、カンファー、ロスマリン酸 ウッディで清々しい香りと、ほろ苦い清涼感 地中海沿岸。古代ギリシャ・ローマ以来「記憶のハーブ」として学びの場に 🌿ローズマリー
ルイボス フラボノイド類、鉄・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル(カフェインは含まない) 紅茶に似たまろやかなコクと、自然な甘み 南アフリカ原産。時間帯を選ばない毎日の飲みものとして 🍂ルイボス

この5種に共通しているのは、熱い湯気ごとゆっくり味わう飲み方で親しまれてきたという点です。ジンジャー・シナモン・カルダモン・ルイボスについては、含まれる成分に関する研究も進められています。論文の一覧は各図鑑ページの下部(参考文献)にまとめてあるので、根拠を確かめたい方はそちらをご覧ください。

はじめの1種を選ぶなら、辛みで選ぶジンジャーか、甘い香りで選ぶシナモンか、の二択になりがちです。香りと味の違いはジンジャーとシナモンの比較ガイドに、同じスパイス系でも性格の違うターメリックとの比較はジンジャーとターメリックの違いにあります。シナモン一種に絞って成分・種類(セイロンとカシア)・量の目安を知りたい方は、シナモンティーとは|含まれる成分と飲み方へどうぞ。

本サイトには温かい一杯を扱うガイドが3本あります。目的が違うので、近いほうから読んでください。

ガイド 扱っている範囲
このページ 30代というライフステージ特有のゆらぎ(朝と夕方で感じ方が変わる、季節の変わり目に揺れる)に沿った5ブレンド
体を温めたい時季のハーブティーブレンドレシピ集 ターメリック・クローブ・ロングペッパーまで含めた、温活スパイス全般のレシピ集
春先の寒暖差に向けたブレンドレシピ5選 寒暖差の大きい春先という季節に絞った5ブレンド

以下は、このページ固有の話——30代の身体の感じ方に沿ったブレンドに入ります。

朝は手足が冷たいのに、夕方になるとほてりを感じる。30代に入ってから、そんな身体の変化に気づく方が増えてきます。気温の変化に身体がついていきにくくなったり、仕事のストレスで自律神経のバランスが揺れたり、理由は人それぞれです。

30代は、ホルモンバランスの変化が徐々に表れ始める年代でもあります。朝と昼、平日と週末、春と秋——同じ身体なのに感じ方が違う日が出てくる。だからこのページのブレンドは、「一年中これを飲めばいい」という一杯ではなく、時間帯と季節で持ち替える5つとして組んでいます。

科学的な実証よりも、世界中の人々が長く愛用してきた歴史と、飲んだときの実感——じんわり温かい湯気に包まれる感覚や、心がやさしくほぐれるような体験——を大切にしたいものです。なお、年代が上がってからのゆらぎに沿ったハーブの選び方は更年期の不調とハーブティーが扱っています。

冒頭の5種が「温かさの担当」だとすれば、30代向けのブレンドにはもう3種を組み合わせます。角を丸くしたり、夜に持っていったりする役割です。

ハーブ 味わいの特徴 こんなシーンに 図鑑
レモンバーム やさしい柑橘の香り 心をゆるめたい夜のひとときに 🍃レモンバーム
ダンデライオン コクのあるほろ苦さ(カフェインは含まない) 落ち着いた大人の時間に 🌼ダンデライオン
カモミール りんごを思わせる甘い香り 就寝前のリラックスタイムに 🌼カモミール

まずは1〜2種類から始め、慣れてきたら少しずつ組み合わせを広げていくのがおすすめです。全122種のハーブはハーブ図鑑から探せます。

このページに登場する8種は、いずれもカフェインを含みません。そのうえで、各図鑑ページに載せている注意点を1枚にまとめると次のとおりです。ブレンドは複数のハーブを一度に飲むことになるので、配合されたハーブのどれか一つでも当てはまれば、その注意点はブレンド全体にかかると考えてください。

ハーブ 使う部位 飲む前に確かめたいこと
🫙ジンジャー 根茎 辛みの刺激があるため、胃が弱い方は空腹時を避ける。抗凝固薬など血液に関わるお薬を服用中の方、妊娠中・授乳中の方は事前に医師・薬剤師へ
🫙シナモン 樹皮 市販品に多いカシアシナモンはクマリンを比較的多く含むため、毎日飲むならセイロンシナモンを選ぶ。妊娠中は大量に摂らない
🌰カルダモン 種子 胆石のある方は大量に摂らない。香りが強いので少量から
🌿ローズマリー 葉 妊娠中は多量を控えて医師に相談。てんかんのある方、特定のお薬を服用中の方は事前に医療専門家へ
🍂ルイボス 葉 図鑑で挙げている大きな注意事項はないが、飲みすぎず適量で
🌼ダンデライオン 根・葉 キク科のアレルギーがある方は注意。胆道閉塞のある方は控える。利尿薬を服用中の方は医師に相談
🌼カモミール 花 キク科(ブタクサ・ヨモギなど)のアレルギーがある方は注意。妊娠中・授乳中は多く飲まず医師に相談。鎮静系のお薬や抗凝固薬を服用中の方は事前に確認。人によって眠気を覚えることがあるため、運転や作業の前は控えめに
🍃レモンバーム 葉 甲状腺の病気で治療中の方は医師に相談

この中で、5つのレシピに直接関わってくるのがシナモンです。レシピ1・3・5にはシナモンが入っていて、とくにレシピ3は毎日の一杯として組んでいます。日常的に飲むつもりなら、セイロンシナモンを選んでください。カシアとセイロンの見分け方や、公的機関が示しているクマリン摂取量の目安は、シナモンティーとは|含まれる成分と飲み方の「カシアとセイロン」の節にまとめてあります。

上の表は一般的な注意点です。持病がある方、通院中・服薬中の方は、ブレンドを始める前に医師・薬剤師にご相談ください。

エビデンスメモ

術後の悪心・嘔吐(PONV)に対するジンジャーの有効性を評価した系統的レビューにおいて、生姜抽出物の術前投与がプラセボと比較して悪心スコアを有意に改善したことが報告されている。主要活性成分であるジンゲロールおよびショウガオールが、消化管のセロトニン5-HT3受容体に拮抗することで制吐作用を発揮する可能性が示唆されている。妊娠中のつわり軽減についても複数の試験で有用性が報告されているが、用量設定については標準化が求められている。

British Journal of Anaesthesia (2012)研究ノートを見る →

シナモン(Cinnamomum属)の補助的摂取が2型糖尿病患者の空腹時血糖値およびHbA1cに及ぼす影響を評価した系統的レビュー・メタアナリシス。16件のランダム化比較試験(計1,098名)を統合解析した結果、シナモン摂取群ではプラセボ群と比較して空腹時血糖値の有意な低下傾向が認められた。シンナムアルデヒドがインスリンシグナル伝達を増強する可能性が示唆されているが、最適用量や長期安全性については更なる検証が必要とされている。

Annals of Family Medicine (2019)研究ノートを見る →

ルイボス(Aspalathus linearis)に特有のフラボノイドであるアスパラチンが強力な抗酸化活性を示すことが報告されている。in vitro試験においてアスパラチンはフリーラジカルの消去能を有し、脂質過酸化の抑制効果が確認された。発酵(レッドルイボス)と未発酵(グリーンルイボス)では含有量に差があり、未発酵タイプの方がアスパラチン含有量が高い傾向が示されている。日常的な飲用による穏やかな抗酸化サポートの可能性が示唆されている。

Food Chemistry (2013)研究ノートを見る →

カモミールに含まれるフラボノイド「アピゲニン」が脳内のベンゾジアゼピン受容体に結合し、軽度の鎮静・抗不安作用をもたらすことが報告されている。この作用メカニズムにより、就寝前のカモミールティーが睡眠の質向上に寄与する可能性が示唆されている。ただし、医薬品レベルの効果を期待するものではなく、リラクゼーション習慣の一環として位置づけられる。

Molecular Medicine Reports (2010)研究ノートを見る →

レモンバーム(メリッサ)に含まれるロスマリン酸の鎮静作用について、健常成人を対象とした二重盲検試験が実施された。レモンバーム抽出物600mgを単回投与した群では、プラセボ群と比較して自覚的な落ち着きの改善と不安感の軽減が認められたと報告されている。ロスマリン酸がGABAトランスアミナーゼを阻害することでGABA濃度を上昇させ、鎮静効果を発揮する可能性が示唆されている。日常的なストレス管理への応用が期待されるが、用量依存性や長期摂取の影響については今後の研究が待たれている。

Psychosomatic Medicine (2014)研究ノートを見る →

※ 上記は一般的な研究知見の紹介であり、医療上の効能を保証するものではありません。