Sharecipeaβ
レシピハーブ図鑑ガイドツール
Sharecipea
運営者情報利用規約プライバシーポリシープランお問い合わせ・ご要望
ホームレシピ図鑑マイページ
  1. ホーム
  2. ハーブ図鑑
  3. ラズベリーリーフ
  4. 完全ガイド
Sharecipea編集部・2025年11月30日・更新: 2026年3月28日
🍃

ラズベリーリーフ完全ガイド|育て方・特徴・おすすめレシピを徹底解説

ラズベリーリーフは、赤い実で知られるラズベリー(フランボワーズ)の葉を乾燥させたハーブです。甘い実とは異なり、葉は爽やかで素朴な香りが特徴です。本ガイドでは、ラズベリーリーフの基本情報から栽培方法、おいしい使い方までを詳しく解説します。

基本情報

和名ラズベリーリーフ(フランボワーズ葉)
英名Raspberry Leaf
学名Rubus idaeus
科名・属名バラ科キイチゴ属
原産地ヨーロッパ、アジア
草丈1~2m(落葉低木)
利用部位葉
香りの特徴爽やかで素朴な青い香り、わずかに甘い香り
主な用途ハーブティー、料理

ラズベリーリーフは、ヨーロッパでは古くからハーブティーとして愛されてきた素朴なハーブです。実の甘さとは異なり、葉は爽やかで穏やかな風味を持ちます。栽培も容易で、毎年たくさんの葉を収穫できるため、家庭菜園に最適です。

ラズベリーリーフの歴史と文化

ラズベリーの栽培は、古代ギリシャ時代に遡ります。当初は赤い実のための栽培でしたが、中世ヨーロッパでは葉も同様に重視され、民間療法で用いられていました。特に北欧地域では、ラズベリーリーフティーが日常的に飲まれていたとされています。19世紀のイギリスでは、ラズベリーリーフは「レディースハーブ」として知られ、多くの女性に飲まれていた記録があります。

現代のハーブティー文化では、ラズベリーリーフは健康志向の人々から再び注目を集めており、ナチュラルでシンプルな味わいを求める愛好家に支持されています。

ラズベリーリーフの育て方|初心者でも失敗しないコツ

栽培に適した環境

ラズベリーは日当たりが良い場所(1日6時間以上の日光)を好みます。ただし、夏の強い日差しから半日陰になるような場所が理想的です。温度耐性に優れており、寒冷地から温暖地まで幅広い地域での栽培が可能です。風通しの良い場所を選ぶことで、病気の予防につながります。

土づくりと水やり

ラズベリーは、わずかに酸性の土を好みます。赤玉土、腐葉土、ピートモスを混ぜた配合土が適しています。水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えますが、過湿を避けることが重要です。特に冬場は、土が湿った状態が続かないよう注意が必要です。春から初夏にかけて、肥料を月1回程度与えることで、葉の成長が促進されます。

種まき・苗の植え付け

ラズベリーは通常、苗から栽培します。春(3月~4月)または秋(9月~10月)に苗を植え付けます。根が張りやすいよう、穴を十分に掘り、根を広げて植え付けることが重要です。種からの栽培も可能ですが、発芽率が低く、時間がかかるため、初心者には苗がおすすめです。植え付け後は、支柱を立てて支持します。

収穫のタイミングと方法

葉の収穫は、春から初夏(5月~7月)にかけて行うのが最適です。新しく出た若い葉が最も香りが良く、風味も優れています。朝露が引いた午前中に、葉を1枚ずつ、または若い茎ごと摘み取ります。全ての葉を採り切らず、1/3程度は残すようにして、株の成長を促進させます。夏以降の葉は繊維っぽくなる傾向があるため、初夏の収穫が最重要です。

よくある失敗と対策

ラズベリーは根腐れしやすいため、排水性の確保が最優先です。うどんこ病やさび病が発生することがあるため、風通しを良くし、こまめに観察します。また、ラズベリーは旺盛に増殖するため、定期的な剪定と間引きが必要です。古い茎は実がなりにくくなるため、毎年新しい茎を育てるよう心がけます。

ラズベリーリーフの特徴と味わい

ラズベリーリーフティーは、爽やかで素朴な香りと、わずかに甘い風味が特徴です。実とは異なり、葉はタンニンを含むため、わずかな渋味も感じられます。この渋味は、オークのような深さをもたらし、他のハーブとのブレンドで活躍します。新鮮なものほど香りが豊かで、ドライの場合でも色が鮮やかなものが良質です。

ラズベリーリーフの使い方|料理・ハーブティーでの活用法

ハーブティーでの楽しみ方

ラズベリーリーフティーの基本的な作り方は、ドライの葉1~2ティースプーンを急須に入れ、熱湯を注いで3~5分蒸らします。フレッシュな葉の場合は、1つかみ程度を使用します。爽やかさが特徴であるため、朝食時に飲むと目覚めが良くなると言われています。冷やしたアイスティーとしても、夏場に素敵です。他のハーブとのブレンドで、その爽やかさが一層引き立ちます。

料理への活用

ラズベリーリーフは、ハーブティー以外での利用は限定的ですが、若い葉はサラダに加えることができます。わずかな酸味と香りが、サラダに奥行きをもたらします。また、ジャムやコンポートの香り付けに使用することもできます。実と一緒に煮詰めることで、爽やかさが加わり、より洗練された風味のジャムが完成します。

料理以外の活用法

ラズベリーリーフのドライを、ポプリの材料として使うことで、爽やかな香りをお部屋に広げられます。また、アロマセラピー的な観点から、ラズベリーリーフティーを温かいまま、穏やかなリラックスタイムの相棒として楽しむ方も多いです。

ラズベリーリーフの保存方法|フレッシュ・ドライの使い分け

フレッシュ(生)の保存

フレッシュなラズベリーリーフは、湿らせたペーパータオルで包み、冷蔵庫の野菜室に入れて保管します。このようにして3~5日間新鮮さを保つことができます。より長期保存が必要な場合は、冷凍保存が便利です。氷を張ったフリーザーバッグに入れることで、1ヶ月程度保存可能になります。

ドライ(乾燥)の作り方と保存期間

葉をドライにするには、収穫直後に軽く洗い、風通しの良い日陰で干します。5~7日で完全に乾燥します。色が濃く鮮やかな緑色が保たれるものが良質です。ドライしたラズベリーリーフは、密閉容器に入れて冷暗所で1年半~2年程度保存できます。

冷凍保存の可否と方法

ラズベリーリーフは冷凍保存に適しており、フレッシュな状態のまま冷凍できます。洗浄後、水気をしっかり取り、フリーザーバッグに入れて凍結します。このようにして保存したものは、ハーブティーやジャム作りに向いています。

市販のドライラズベリーリーフを選ぶ際のポイント

市販品を購入する際は、色が鮮やかな緑色で、香りが強いものを選びましょう。湿り気がないか、虫食いがないか確認し、密閉容器で保存されているものが品質を保ちやすいです。オーガニック認証を受けた製品は、農薬の心配が減ります。

よくある質問

まとめ

ラズベリーリーフは、育てやすく、爽やかな香りが特徴的なハーブです。初心者でも栽培に成功しやすく、毎年たくさんの葉を収穫できます。朝のティータイムに爽やかなハーブティーを、ジャム作りに加えてより洗練された風味を、サラダにトッピングして爽やかさを加える。ラズベリーリーフのある暮らしは、日常に自然の恵みと喜びをもたらします。

ラズベリーリーフの図鑑ページを見る
Sharecipea編集部

ハーブティー専門YouTubeチャンネル(登録者2.7万人・動画967本)の企画・撮影・編集・運用を6年間担当した経験をもとに、122種のハーブデータベースとオリジナルブレンドレシピを発信しています。

編集部について詳しく見る →

あわせて読みたい

🌿

ペパーミント

爽やかさが増し、夏の定番ブレンドになります

🌱

ネトル

栄養価が高いブレンドティーが完成します

🫐

ローズヒップ

酸味と甘みが加わり、複雑な風味のブレンドになります

🌼

カモミール

優しい甘さが加わり、穏やかなティーになります

🍃

レモンバーム

爽やかさが一層引き立ち、初心者向けのブレンドです