「花の中の花」を意味する名を持つ、甘く濃厚な香りの熱帯の花です。香水の原料としても有名で、エキゾチックで華やかな香りがティーカップに広がります。この記事では、イランイランの特徴や歴史、おいしい淹れ方からおすすめブレンド、季節ごとの楽しみ方まで詳しくご紹介します。イランイランを暮らしに取り入れたい方に向けた完全ガイドです。
| 和名 | イランイラン |
| 英名 | Ylang-Ylang |
| 学名 | Cananga odorata |
| 科名 | バンレイシ科 |
| 分類 | 花系ハーブ |
| 利用部位 | 花 |
| 香りの特徴 | 甘く濃厚なフローラルの香り。ジャスミンとバナナを合わせたようなエキゾチックな印象。 |
| 味わいの強さ | 中程度(5段階中3) |
| 主な用途 | ハーブティー、ブレンド |
「花の中の花」を意味する名を持つ、甘く濃厚な香りの熱帯の花です。香水の原料としても有名で、エキゾチックで華やかな香りがティーカップに広がります。
フィリピン、インドネシアなど東南アジアの熱帯地域が原産です。タガログ語で「花の中の花」を意味するイランイランは、シャネルNo.5をはじめ多くの高級香水の原料として知られています。フィリピンでは祝祭の花飾りにも使われ、現地の文化に深く根ざしています。主な産地はマダガスカル、コモロ諸島、フィリピンです。
イランイランの味わいの特徴をご紹介します。
香り: 甘く濃厚なフローラルの香り。ジャスミンとバナナを合わせたようなエキゾチックな印象。
味わい: 濃厚な花の甘みが広がる、個性的な味わい。少量でもしっかり存在感があります。
余韻: 甘く濃厚な花の余韻が長く残ります。エキゾチックな香りが口の中に漂います。
味わいの強さは5段階中3(中程度)で、バランスの良い飲みごたえで、単体でもブレンドでも楽しめます。
イランイランのハーブティーを最もおいしく淹れるための基本レシピです。
| 項目 | 目安 | |------|------| | 茶葉の量 | 花弁1〜2枚(少量から) | | お湯の温度 | 85℃ | | 抽出時間 | 4分 | | お湯の量 | 200ml |
香りが非常に強いので、少量から始めて好みの量を見つけてください。低めの温度で短時間がおすすめ。入れすぎると香りが強くなりすぎます。
イランイラン&ルイボス イランイラン 花弁1枚+ルイボス ティースプーン1杯を使い、90℃のお湯で4分抽出します。ルイボスのまろやかなコクがイランイランの濃厚さをやさしく受け止め、飲みやすいブレンドに。
エキゾチックなティータイム 南国の花のエキゾチックな香りは、日常のティータイムを異国のリゾートのような気分に変えてくれます。
香水のような花のティー シャネルNo.5にも使われた高貴な香り。ティーカップから立ちのぼる花の芳香を、香りのお茶として楽しんで。
週末のご褒美に 華やかで濃厚な花の香りは、忙しい一週間を終えた週末のご褒美ティーにぴったりです。
春: ジャスミンとブレンドして、春のエキゾチックなフラワーティーに。
夏: アイスにしてトロピカル気分を。南国の花の涼しげなアイスティーに。
秋: ルイボスと合わせて、秋のまろやかなフラワーブレンドに。
冬: ローズと合わせてホットで。華やかな花の香りで冬のティータイムを。
イランイランは以下のハーブとブレンドすることで、より豊かな味わいを楽しめます。
rooibos ─ ルイボスのまろやかなベースがイランイランの濃厚な香りを飲みやすくまとめます。 図鑑ページ
jasmine ─ ジャスミンの甘い花香とイランイランのエキゾチックさで、贅沢なフローラルブレンドに。 図鑑ページ
vanilla ─ バニラの甘いクリーミーさとイランイランの花香が溶け合い、デザートのようなティーに。 図鑑ページ
rose ─ ローズの上品さとイランイランの濃厚さで、香り豊かなフラワーブレンドに。 図鑑ページ
花弁が黄色〜黄緑色で、甘く濃厚なフローラルの香りがしっかりするものが良質です。香りが薄いものは鮮度が落ちている可能性があります。食用・ティー用と明記されたものを選びましょう。香りが飛びやすいので、密閉容器に入れて冷暗所で保管してください。
※ハーブティーは食品であり、医薬品ではありません。体質や体調に合わないと感じた場合は飲用をお控えください。
イランイランは、個性的で奥深い味わいが魅力の花系ハーブです。基本の淹れ方をマスターしたら、季節やシーンに合わせたブレンドにもぜひ挑戦してみてください。
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ハーブティー専門YouTubeチャンネル(登録者2.7万人・動画967本)の企画・撮影・編集・運用を6年間担当した経験をもとに、122種のハーブデータベースとオリジナルブレンドレシピを発信しています。
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