ナポレオンが愛した花としても知られる、可憐で上品な香りのハーブです。繊細でパウダリーなフローラルの香りと、淡い紫色のティーが優雅なティータイムを彩ります。この記事では、すみれの特徴や歴史、おいしい淹れ方からおすすめブレンド、季節ごとの楽しみ方まで詳しくご紹介します。すみれを暮らしに取り入れたい方に向けた完全ガイドです。
| 和名 | すみれ |
| 英名 | Violet |
| 学名 | Viola odorata |
| 科名 | スミレ科 |
| 分類 | 花系ハーブ |
| 利用部位 | 花 |
| 香りの特徴 | 繊細でパウダリーなフローラルの香り。やさしい甘さと上品なスミレの芳香。 |
| 味わいの強さ | とても穏やか(5段階中1) |
| 主な用途 | ハーブティー、ブレンド |
ナポレオンが愛した花としても知られる、可憐で上品な香りのハーブです。繊細でパウダリーなフローラルの香りと、淡い紫色のティーが優雅なティータイムを彩ります。
ヨーロッパ・西アジアが原産で、古代ギリシャでは「アテネの花」として愛されました。ビクトリア朝のイギリスではスミレの砂糖漬けが流行し、ナポレオンは「スミレのボナパルト」と呼ばれるほどこの花を好みました。フランスではスミレのリキュールやシロップも伝統的に作られています。主な産地はフランス(トゥールーズ)、イタリア、トルコです。
すみれの味わいの特徴をご紹介します。
香り: 繊細でパウダリーなフローラルの香り。やさしい甘さと上品なスミレの芳香。
味わい: 淡く繊細な味わい。ほのかな甘みと、花びたの穏やかな風味が感じられます。
余韻: パウダリーな花の余韻がふんわりと残り、上品な甘さがやさしく消えていきます。
味わいの強さは5段階中1(とても穏やか)で、初心者の方にも飲みやすい穏やかなハーブです。
すみれのハーブティーを最もおいしく淹れるための基本レシピです。
| 項目 | 目安 | |------|------| | 茶葉の量 | ティースプーン1杯(約1〜2g) | | お湯の温度 | 80℃ | | 抽出時間 | 4分 | | お湯の量 | 200ml |
繊細な花なので、低めの温度でやさしく抽出するのがコツ。蓋をして蒸らすと、パウダリーな花の香りが閉じ込められます。
スミレ&ローズ すみれ ティースプーン1/2杯+ローズ 数輪を使い、80℃のお湯で4分抽出します。フローラルの繊細な花同士のブレンド。色も香りも美しい、優雅な一杯に仕上がります。
ヴィクトリアンスタイルのティータイム ビクトリア朝のイギリスで愛されたスミレのティー。アンティークなカップに注いで、優雅な時間を楽しんで。
ナポレオンの花を味わう ナポレオンが生涯愛した花。歴史に思いを馳せながらの一杯は、ティータイムを特別なひとときにします。
春の可憐さをカップに 早春にひっそり咲くすみれの花。その可憐な姿と香りを、一杯のティーに閉じ込めて。
春: すみれの旬の季節。シングルで淹れて春の花の香りを満喫して。
夏: アイスにしてすみれのシロップを少量加えれば、涼やかな紫のティーに。
秋: ローズとブレンドして、秋の上品なフラワーティーに。
冬: ラベンダーと合わせてホットで。パウダリーな花の香りで冬の夜を優雅に。
すみれは以下のハーブとブレンドすることで、より豊かな味わいを楽しめます。
rose ─ ローズの華やかな甘さとスミレの繊細さが重なり、上品なフラワーブレンドに。 図鑑ページ
lavender ─ ラベンダーの深い花香とスミレのパウダリーな繊細さが美しく調和します。 図鑑ページ
elderflower ─ エルダーフラワーのマスカット香がスミレの淡い風味に華やかさを添えます。 図鑑ページ
linden ─ リンデンのやさしい甘さとスミレの繊細さで、穏やかなフラワーティーに。 図鑑ページ
花びらが紫〜濃紫色で、パウダリーな甘い香りが感じられるものが良質です。色あせて茶色がかったものは避けましょう。ニオイスミレ(Viola odorata)が香りのあるティー向けの品種です。繊細なので、密閉容器に入れ、直射日光を避けて冷暗所で保管してください。
※ハーブティーは食品であり、医薬品ではありません。体質や体調に合わないと感じた場合は飲用をお控えください。
すみれは、穏やかで飲みやすい味わいが魅力の花系ハーブです。基本の淹れ方をマスターしたら、季節やシーンに合わせたブレンドにもぜひ挑戦してみてください。
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ハーブティー専門YouTubeチャンネル(登録者2.7万人・動画967本)の企画・撮影・編集・運用を6年間担当した経験をもとに、122種のハーブデータベースとオリジナルブレンドレシピを発信しています。
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