「立てば芍薬、座れば牡丹」と称えられる、気品ある大輪の花のハーブです。やさしいフローラルの香りと淡いピンク色のティーが、優雅なティータイムを演出します。この記事では、芍薬の特徴や歴史、おいしい淹れ方からおすすめブレンド、季節ごとの楽しみ方まで詳しくご紹介します。芍薬を暮らしに取り入れたい方に向けた完全ガイドです。
| 和名 | 芍薬 |
| 英名 | Peony |
| 学名 | Paeonia lactiflora |
| 科名 | ボタン科 |
| 分類 | 花系ハーブ |
| 利用部位 | 花 |
| 香りの特徴 | 上品でやわらかなフローラルの香り。ほのかにローズに似た甘さと、新鮮な花びらのニュアンス。 |
| 味わいの強さ | 穏やか(5段階中2) |
| 主な用途 | ハーブティー、ブレンド |
「立てば芍薬、座れば牡丹」と称えられる、気品ある大輪の花のハーブです。やさしいフローラルの香りと淡いピンク色のティーが、優雅なティータイムを演出します。
中国北部からシベリアにかけてが原産で、中国では古くから観賞用・茶用として栽培されてきました。宋の時代には「花の宰相」と称えられ、日本には平安時代に渡来。西洋でも18世紀以降、庭園を彩る花として広まりました。主な産地は中国(亳州)、日本、フランスです。
芍薬の味わいの特徴をご紹介します。
香り: 上品でやわらかなフローラルの香り。ほのかにローズに似た甘さと、新鮮な花びらのニュアンス。
味わい: やさしく穏やかな飲み口。淡い甘みとほんのりした渋みのバランスがよく、飲みやすい。
余韻: 上品な花の余韻がほのかに残り、すっとした清涼感が口に残ります。
味わいの強さは5段階中2(穏やか)で、初心者の方にも飲みやすい穏やかなハーブです。
芍薬のハーブティーを最もおいしく淹れるための基本レシピです。
| 項目 | 目安 | |------|------| | 茶葉の量 | 花弁3〜5枚(約2g) | | お湯の温度 | 85℃ | | 抽出時間 | 4分 | | お湯の量 | 200ml |
低めの温度でやさしく抽出するのがコツ。蒸らし時間は好みで調整を。長く蒸らすとやや渋みが出ます。
芍薬ローズブレンド 芍薬 花弁2〜3枚+ローズ 数輪を使い、85℃のお湯で4分抽出します。フローラルの女王同士のブレンド。華やかな花の香りが重なり、贅沢な一杯に。
華やかなフラワーティータイム 大輪の花がカップに浮かぶ様子は、それだけで特別な気分に。来客時のおもてなしティーとしても喜ばれます。
中国花茶の優雅な世界 中国では古くから花茶として親しまれてきた芍薬。優雅な中国茶文化を手軽に体験してみませんか。
季節の花を楽しむ暮らし 初夏に咲く芍薬の季節には、生花を飾りながらティーを楽しむのも。花と暮らす豊かなひとときに。
春: ジャスミンとブレンドして、春のフローラルブレンドに。
夏: アイスにして花びらを浮かべれば、涼しげなフラワーアイスティーに。
秋: ローズと合わせて、秋の贅沢なフラワーティーに。
冬: 金木犀とブレンドして、冬の華やかなアジアンフラワーティーに。
芍薬は以下のハーブとブレンドすることで、より豊かな味わいを楽しめます。
rose ─ ローズの甘く華やかな香りと芍薬の上品さが重なり、フローラルの贅沢なブレンドに。 図鑑ページ
jasmine ─ ジャスミンの清楚な甘さが芍薬のやわらかな花香と美しく調和します。 図鑑ページ
osmanthus ─ 金木犀の芳醇な甘さと芍薬の上品さで、アジアンフラワーティーに。 図鑑ページ
chamomile ─ カモミールのりんごのような甘さが芍薬のフローラル感をやさしく引き立てます。 図鑑ページ
花弁がピンク〜白色で、やさしいフローラルの香りが感じられるものが良質です。茶色く変色したり、香りが薄くなっているものは鮮度が落ちている可能性があります。中国産の花茶用芍薬が入手しやすいです。密閉容器に入れ、冷暗所で保管してください。
※ハーブティーは食品であり、医薬品ではありません。体質や体調に合わないと感じた場合は飲用をお控えください。
芍薬は、穏やかで飲みやすい味わいが魅力の花系ハーブです。基本の淹れ方をマスターしたら、季節やシーンに合わせたブレンドにもぜひ挑戦してみてください。
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