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Sharecipea編集部・2026年7月25日

レモンバームとペパーミントの違い|香り・味・使い分け・ブレンド相性

レモンバームとペパーミントは、どちらもシソ科の葉を使うノンカフェインのハーブですが、属が異なる別の植物です。結論から言うと、レモンバームはメントールを主成分としないため清涼感がほとんどなく、レモンのような甘くやわらかな香りが特徴。ペパーミントは精油の主成分がメントールで、はっきりした清涼感が持ち味です。そのため、食後や日中にすっきりしたいときはペパーミント、夕方以降に穏やかに過ごしたいときはレモンバームという使い分けになります。この記事では、植物としての違い・香り成分・味わい・淹れ方・ブレンド配合の5つの観点から両者を比較します。

先に結論

迷ったら「食後・日中はペパーミント」「夕方以降はレモンバーム」と覚えると使い分けやすいです。

  • ✓レモンバーム: 甘い柑橘系の香りで清涼感はほぼなし。穏やかに過ごしたい時間帯に
  • ✓ペパーミント: メントール由来のはっきりした清涼感。食後や気分を切り替えたいときに
  • ✓同じシソ科でも属が違う別の植物。レモンバームはメントールを主成分としない
  • ✓ブレンドするならレモンバーム2:ペパーミント1が飲みやすい

この記事の内容

  1. 1. 一目でわかる比較表
  2. 2. レモンバームの基本プロフィール
  3. 3. ペパーミントの基本プロフィール
  4. 4. 味と香りの徹底比較
  5. 5. シーン別の使い分けガイド
  6. 6. 淹れ方の違い
  7. 7. 共通点
  8. 8. 学術的な補足
  9. 9. 安全に飲むための注意点
  10. 10. 関連レシピ
  11. 11. おすすめの選び方
  12. 12. ブレンドのコツ
  13. 13. よくある質問
  14. 14. 関連する比較記事

🍃 レモンバーム vs 🌿 ペパーミント 一目でわかる比較表

比較項目🍃 レモンバーム🌿 ペパーミント
学名・植物分類シソ科コウスイハッカ属(Melissa officinalis)。ヨーロッパ〜中東原産の多年草シソ科ハッカ属(Mentha × piperita)。ウォーターミントとスペアミントの交雑種
別名メリッサ、セイヨウヤマハッカ。「学者のハーブ」とも呼ばれる西洋ハッカ。品種名としての「レモンミント」はミント属側の柑橘系品種を指す
使用部位葉葉
香りの主成分シトラール(ゲラニアール・ネラール)やシトロネラールなど柑橘系の精油成分を含む精油の主成分はメントールとメントン。この2つが清涼感のもとになる
清涼感メントールを主成分としないため、スーッとする清涼感はほとんどないメントールによるはっきりした清涼感。口の中が冷たく感じられる
味わい・香りレモンを思わせる甘くやわらかな香り。渋みが少なく穏やかな飲み口シャープで鮮烈なミント香。すっきりした味で、ほのかな甘みもある
伝統的な用い方ロスマリン酸を含み、気ぜわしい一日のひと休みや就寝前のひとときに親しまれてきた食後の重たい感じが気になるときや、頭をすっきりさせたい日中の一杯として用いられてきた
おすすめの時間帯夕方から就寝前。穏やかに過ごしたい時間帯に選ばれる食後・仕事や勉強の合間。覚醒感があるため就寝2時間前までが目安
淹れ方のポイント90℃前後で5分。熱湯だと繊細な柑橘香が飛びやすい95〜100℃で5〜7分。長く蒸らすほど清涼感が強くなる
カフェインなしなし

🍃 レモンバームの基本プロフィール

🍃

レモンバーム(Lemon Balm)

Melissa officinalis

レモンに似た爽やかな香りをもつシソ科のハーブで、ヨーロッパでは「メリッサ」の名で親しまれています。気分を明るく前向きに整える働きが期待されます。育てやすい植物でもあり、自家栽培のハーブティーを楽しむ入門にも適しています。

分類
leaf
味の特徴
レモンのような爽やかな香りとやさしい甘み、すっきりした飲み口。
おすすめ温度
90℃
蒸らし時間
5分
レモンバームの詳しい図鑑ページを見る

🌿 ペパーミントの基本プロフィール

🌿

ペパーミント(Peppermint)

Mentha × piperita

ペパーミント(学名: Mentha × piperita)は、ウォーターミント(Mentha aquatica)とスペアミント(Mentha spicata)の自然交雑によって生まれたシソ科の多年草です。「西洋ハッカ」とも呼ばれ、世界で最も広く親しまれているハーブのひとつです。 原産地はヨーロッパで、古代ギリシャ・ローマ時代から薬草として利用されてきた歴史があります。古代エジプトのパピルスにもミントの記述が見られ、消化を助ける薬草として珍重されていました。18世紀のイギリスでは商業栽培が本格化し、現在は世界中の温帯地域で栽培されています。 ペパーミントの最大の特徴は、葉に含まれるメントール(menthol)のすっきりとした清涼感です。メントール含有量は30〜50%に達し、これはスペアミントの約10倍。この豊富なメントールが、ペパーミントティー特有の爽快な香りと味わいを生み出しています。食後の胃もたれを和らげ、気分をリフレッシュする働きが期待されることから、世界中のカフェやレストランで食後のティーとして提供されています。ホットでもアイスでも、季節を問わず楽しめる万能なハーブティーです。

分類
leaf
味の特徴
ペパーミントティーの味わいは、メントールによるすっきりとしたスーッとする清涼感が最大の特徴です。口に含んだ瞬間に広がる爽快感は、他のハーブティーにはないペパーミントならではの魅力です。 ほんのりとした自然な甘みもあり、渋みやクセは少なく飲みやすい味わいです。蒸らし時間を長くすると、メントールの清涼感がより強くなり、短めにするとマイルドな仕上がりになります。お好みに合わせて調整してみてください。 香りはフレッシュで爽やかなミント香。ティーカップに注いだ瞬間から清涼感のある香りが立ち上り、リフレッシュ効果を実感できます。冷めても香りが持続しやすく、アイスティーにしても豊かな風味が楽しめます。 スペアミントとの味の違いとして、ペパーミントはメントールが多くシャープで力強い清涼感があるのに対し、スペアミントはカルボンという成分が主体で、より穏やかで甘みのある優しい味わいです。すっきり感を求めるならペパーミント、マイルドさを求めるならスペアミントを選ぶとよいでしょう。
おすすめ温度
95℃
蒸らし時間
5分
ペパーミントの詳しい図鑑ページを見る

味と香りの徹底比較

🍃 レモンバーム

香り
甘くやわらかなレモン香。蜂蜜を思わせる丸みと青々とした葉の香り
味わい
すっきりした甘みと優しいレモン風味。渋みがほとんどない
後味
穏やかな甘みの余韻。後を引かず軽やかに切れる

🌿 ペパーミント

香り
シャープで鮮烈なメントール香。鼻に抜ける爽快さ
味わい
はっきりした清涼感とすっきりした味。ほのかな甘みもある
後味
冷涼感が長く残り、口の中がスーッとする

シーン別の使い分けガイド

🍽️

食後のリフレッシュ

ペパーミントがおすすめ

ペパーミントは食後の重たい感じが気になるときの一杯として、世界中で伝統的に親しまれてきました

🌙

就寝前のリラックスタイム

レモンバームがおすすめ

レモンバームは穏やかな柑橘香でクセが少なく、夜のひとときに寄り添う一杯として選ばれています

💻

仕事や勉強の合間に頭を切り替えたい

ペパーミントがおすすめ

メントールの清涼感のある香りが、気分をすっきりさせたいティーブレイクに向きます

☕

ミントの刺激が強すぎると感じるとき

レモンバームがおすすめ

レモンバームはメントールを主成分としないため清涼感がほとんどなく、刺激が苦手な方でも飲みやすいです

🧊

夏のアイスハーブティー

どちらもおすすめ

どちらも水出しに向きます。2つをブレンドすると柑橘の甘さと清涼感が同時に楽しめます

🔰

ハーブティー初心者の1杯目

レモンバームがおすすめ

レモンバームは渋みやクセが少なく、単体でもまろやかに飲めるためハーブティーの入門に適しています

淹れ方の違い

🍃 レモンバーム

温度
90〜95℃
蒸らし時間
5分
分量
ティースプーン山盛り1杯 / 200ml

🌿 ペパーミント

温度
95〜100℃
蒸らし時間

共通点

  • ✓どちらもシソ科の葉を使うノンカフェインのハーブティー
  • ✓食後のひとときのお茶として、ヨーロッパで古くから親しまれてきた歴史がある
  • ✓ホットでもアイスでも楽しめ、水出しやフレッシュリーフでも風味が出やすい
  • ✓プランターでも育てやすく(どちらも繁殖力が強いので鉢植えが無難)、自家製ハーブティーに向く
  • ✓カモミールとのブレンド相性が良く、お互いにブレンドパートナーとしても定番

学術的な補足

香り成分の違い

レモンバームの香りは、シトラール(ゲラニアールとネラールの混合)やシトロネラールといった柑橘系の精油成分によるものです。一方ペパーミントの香りの中心は、精油の主成分であるメントールとメントンです。同じシソ科でも主要な精油成分が異なるため、「ミントの仲間」と紹介されることのあるレモンバームに、ペパーミントのような清涼感はほとんどありません。

メントールと清涼感のしくみ

ペパーミントの清涼感は、メントールが皮膚や口内の冷感受容体(TRPM8)を活性化させることで生じるとされています。実際の温度が下がっているわけではなく、冷たさの感覚だけが呼び起こされるため、アイスでもホットでもスーッとした印象が残ります。

レモンバームのロスマリン酸

レモンバームはロスマリン酸をはじめとするポリフェノール成分を含みます。ヨーロッパの伝統的なハーブ療法では、気持ちが張り詰めた日のお茶として長く親しまれ、「学者のハーブ」という別名も伝わっています。なお、これは伝統的な用い方の紹介であり、医薬品のような効果を示すものではありません。

安全に飲むための注意点

💊

レモンバームは甲状腺機能に影響を与える可能性が指摘されています。甲状腺疾患の治療中の方は医師にご相談ください。ペパーミントについては、胃食道逆流症(GERD)や逆流性食道炎で通院中の方は、飲用前に医師にご確認ください。

🤰

妊娠中・授乳中の方は、どちらも大量摂取を避けてください。少量のティーは問題ないとされていますが、念のためかかりつけ医にご相談ください。

⚠️

どちらもシソ科です。ミント類でアレルギー反応が出たことのある方は、少量から試してください。

ℹ️

ペパーミントは覚醒感があるため就寝2時間前までが目安、乳幼児(3歳未満)への使用は控えてください。どちらも1日2〜3杯程度を目安に、体調や体質に合わせて量を調整しましょう。体調がすぐれないときは医師にご相談ください。

レモンバーム・ペパーミントを使ったレシピ

ペパーミントのすっきりティー

メントールの清涼感が気分をリフレッシュする万能ハーブティー。食後の胃もたれにもおすすめ。アイスでもホットでも◎

by Sharecipea公式

ミントレモン

テストで作ったミント×レモンバームです

by おおえび

頭脳明晰ブレンド

初診断レシピです!

by はじじ

花園のやすらぎブレンド

初めて作ってみました(^^)

by mogu

結論:あなたにおすすめなのは?

甘くやわらかな香りでゆっくり過ごしたい方、夜のリラックスタイムの一杯を探している方、ミントの清涼感が強すぎると感じる方にはレモンバームがおすすめ。食後にすっきりしたい方、日中に頭を切り替えたい方、はっきりした清涼感のあるお茶が好きな方にはペパーミントが向いています。迷ったら「日中・食後はペパーミント、夕方以降はレモンバーム」と時間帯で使い分けるのが最もわかりやすい取り入れ方です。

両方ブレンドするのもおすすめ

両方をブレンドすると、レモンの甘い香りとミントの清涼感が重なった「シトラスミントティー」になります。おすすめはレモンバーム2:ペパーミント1。レモンバーム小さじ2(約2g)とペパーミント小さじ1(約1g)をポットに入れ、92℃前後のお湯300mlで5分抽出します。ペパーミントを増やすとすっきり感が前に出て食後向き、レモンバームを増やすとまろやかになり夕方以降に飲みやすくなります。アイスにする場合はやや濃めに淹れて氷で急冷し、はちみつを少し加えると香りがまとまります。

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よくある質問

Q. レモンバームとペパーミントの違いは何ですか?

A. 同じシソ科でも属が異なる別の植物です。レモンバームはコウスイハッカ属(Melissa officinalis)で、シトラールなど柑橘系の精油成分による甘い香りが特徴。ペパーミントはハッカ属(Mentha × piperita)で、精油の主成分であるメントールによるはっきりした清涼感が特徴です。レモンバームにペパーミントのようなスーッとする清涼感はほとんどありません。

Q. レモンバームは「ミントの仲間」と紹介されますが、ミントティーの代わりになりますか?

A. シソ科という広い括りでは近縁ですが、味の代わりにはなりません。ミントティーらしい清涼感はメントール由来で、レモンバームはメントールを主成分としないためです。清涼感が欲しい場合はペパーミント、レモン系のやわらかな香りが欲しい場合はレモンバームを選んでください。

Q. 「レモンミント」とレモンバームは同じものですか?

A. 別の植物です。「レモンミント」は柑橘系の香りをもつミント属(Mentha)の品種を指す呼び名で、ミントらしい清涼感を併せ持ちます。レモンバームはメリッサ(Melissa officinalis)で、ミント属ではありません。パッケージに「レモンミント」とあるものは、レモンバームではなくミント系と考えるのが目安です。

Q. レモンバームとペパーミントはブレンドできますか?

A. できます。レモンの甘い香りとミントの清涼感が調和し、食後にも夕方にも合わせやすいブレンドになります。おすすめ配合はレモンバーム2:ペパーミント1で、ペパーミントを増やすとすっきり感が前に、レモンバームを増やすとまろやかに仕上がります。アイスにしても美味しく楽しめます。

Q. どちらを夜に飲むのがおすすめですか?

A. レモンバームです。穏やかな香りでクセが少なく、就寝前のひとときに選ばれています。ペパーミントはノンカフェインですがメントールに覚醒感があるため、夜に飲むなら就寝2時間前までが目安です。

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ブレンドでの役割全体をまろやかにまとめる役。カモミールやラベンダーと好相性清涼感のアクセント役。少量でもブレンド全体の印象を引き締める

学名・植物分類

🍃 レモンバーム

シソ科コウスイハッカ属(Melissa officinalis)。ヨーロッパ〜中東原産の多年草

🌿 ペパーミント

シソ科ハッカ属(Mentha × piperita)。ウォーターミントとスペアミントの交雑種

別名

🍃 レモンバーム

メリッサ、セイヨウヤマハッカ。「学者のハーブ」とも呼ばれる

🌿 ペパーミント

西洋ハッカ。品種名としての「レモンミント」はミント属側の柑橘系品種を指す

使用部位

🍃 レモンバーム

葉

🌿 ペパーミント

葉

香りの主成分

🍃 レモンバーム

シトラール(ゲラニアール・ネラール)やシトロネラールなど柑橘系の精油成分を含む

🌿 ペパーミント

精油の主成分はメントールとメントン。この2つが清涼感のもとになる

清涼感

🍃 レモンバーム

メントールを主成分としないため、スーッとする清涼感はほとんどない

🌿 ペパーミント

メントールによるはっきりした清涼感。口の中が冷たく感じられる

味わい・香り

🍃 レモンバーム

レモンを思わせる甘くやわらかな香り。渋みが少なく穏やかな飲み口

🌿 ペパーミント

シャープで鮮烈なミント香。すっきりした味で、ほのかな甘みもある

伝統的な用い方

🍃 レモンバーム

ロスマリン酸を含み、気ぜわしい一日のひと休みや就寝前のひとときに親しまれてきた

🌿 ペパーミント

食後の重たい感じが気になるときや、頭をすっきりさせたい日中の一杯として用いられてきた

おすすめの時間帯

🍃 レモンバーム

夕方から就寝前。穏やかに過ごしたい時間帯に選ばれる

🌿 ペパーミント

食後・仕事や勉強の合間。覚醒感があるため就寝2時間前までが目安

淹れ方のポイント

🍃 レモンバーム

90℃前後で5分。熱湯だと繊細な柑橘香が飛びやすい

🌿 ペパーミント

95〜100℃で5〜7分。長く蒸らすほど清涼感が強くなる

カフェイン

🍃 レモンバーム

なし

🌿 ペパーミント

なし

ブレンドでの役割

🍃 レモンバーム

全体をまろやかにまとめる役。カモミールやラベンダーと好相性

🌿 ペパーミント

清涼感のアクセント役。少量でもブレンド全体の印象を引き締める

5〜7分
分量
ティースプーン山盛り1杯(約2g) / 200ml

月明かりのカモミールブレンド

カモミールを主役に、ラベンダーとレモンバームをそっと添えたリラックスブレンド。月明かりの下で過ごすような穏やかなひとときを演出します。

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