中国や韓国の食卓に欠かせない、自然な甘みが魅力のドライフルーツです。サムゲタンや薬膳料理の定番素材で、やさしくほっとする甘みのティーが楽しめます。この記事では、なつめの特徴や歴史、おいしい淹れ方からおすすめブレンド、季節ごとの楽しみ方まで詳しくご紹介します。なつめを暮らしに取り入れたい方に向けた完全ガイドです。
| 和名 | なつめ |
| 英名 | Jujube |
| 学名 | Ziziphus jujuba |
| 科名 | クロウメモドキ科 |
| 分類 | 果実系ハーブ |
| 利用部位 | 果実 |
| 香りの特徴 | 干しぶどうや干し柿を思わせる、濃厚で自然な甘い香り。温かみのある果実のアロマ。 |
| 味わいの強さ | 穏やか(5段階中2) |
| 主な用途 | ハーブティー、ブレンド |
中国や韓国の食卓に欠かせない、自然な甘みが魅力のドライフルーツです。サムゲタンや薬膳料理の定番素材で、やさしくほっとする甘みのティーが楽しめます。
中国が原産で、5000年以上の食用の歴史を持つフルーツです。中国では「棗(ナツメ)」として薬膳料理やお菓子に欠かせない存在。韓国ではサムゲタンの材料やテチュ茶(なつめ茶)として親しまれています。日本でも奈良時代から栽培され、「棗(なつめ)」の名で茶道具にも使われます。主な産地は中国(新疆、河南省)、韓国です。
なつめの味わいの特徴をご紹介します。
香り: 干しぶどうや干し柿を思わせる、濃厚で自然な甘い香り。温かみのある果実のアロマ。
味わい: 自然な甘みが広がる、まろやかで穏やかな味わい。干しぶどうや黒糖に似た、コクのある甘さ。
余韻: 自然な甘みの余韻がやわらかく残り、ほっとする後味。
味わいの強さは5段階中2(穏やか)で、初心者の方にも飲みやすい穏やかなハーブです。
なつめのハーブティーを最もおいしく淹れるための基本レシピです。
| 項目 | 目安 | |------|------| | 茶葉の量 | なつめ 2〜3個(割って種を取り除く) | | お湯の温度 | 100℃ | | 抽出時間 | 10分 | | お湯の量 | 200ml |
なつめを半分に割って種を取り除いてから煮出すと、甘みがしっかり引き出されます。やかんで15分ほど煮出すのがおすすめ。
韓国式テチュ茶 なつめ 5〜6個+水 500mlを使い、100℃のお湯で20分抽出します。やかんでじっくり煮出し、シナモンスティックを添えるのが韓国式。濃厚な甘みのホットティーに。
東アジアの食卓から サムゲタン、薬膳スープ、月餅。東アジアの食文化に欠かせないなつめを、ティーでも手軽に。
韓国のテチュ茶文化 韓国のカフェでは定番のテチュ茶(なつめ茶)。やさしい甘みが韓国の冬の食文化を感じさせます。
自然な甘みでほっとひと息 砂糖を使わなくても十分甘いなつめ茶。自然な甘みでほっとひと息つきたいときにぴったりです。
春: クコの実とブレンドして、春の薬膳フルーツティーに。
夏: 水出しにすればまろやかな甘みの冷茶に。夏の常備茶として。
秋: 黄耆と当帰を加えて、秋の薬膳ブレンドに。
冬: 韓国式テチュ茶に。シナモンを添えて冬の甘い温かなティータイムに。
なつめは以下のハーブとブレンドすることで、より豊かな味わいを楽しめます。
goji ─ クコの実の甘酸っぱさとなつめの甘みで、薬膳フルーツティーの定番ブレンドに。 図鑑ページ
astragalus ─ 黄耆のまろやかさとなつめの甘みで、薬膳の王道ブレンドに。 図鑑ページ
cinnamon ─ シナモンの甘いスパイシーさがなつめの自然な甘さと温かく調和します。韓国式テチュ茶の定番。 図鑑ページ
ginger ─ ジンジャーのスパイシーさがなつめの甘みにアクセントを加え、温かいブレンドに。 図鑑ページ
実がふっくらと大きく、赤褐色〜暗赤色で、自然な甘い香りがするものが良質です。中国・新疆産の大粒なつめが甘みが強くおすすめ。種を取り除いてスライスされたタイプが便利です。密閉容器に入れ、冷暗所で保管してください。
※ハーブティーは食品であり、医薬品ではありません。体質や体調に合わないと感じた場合は飲用をお控えください。
なつめは、穏やかで飲みやすい味わいが魅力の果実系ハーブです。基本の淹れ方をマスターしたら、季節やシーンに合わせたブレンドにもぜひ挑戦してみてください。
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ハーブティー専門YouTubeチャンネル(登録者2.7万人・動画967本)の企画・撮影・編集・運用を6年間担当した経験をもとに、122種のハーブデータベースとオリジナルブレンドレシピを発信しています。
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