スコットランドの荒野を紫色に染める、ヨーロッパの野の花です。やさしい甘みとかすかなウッディノートが特徴で、イギリスではヘザーハニーでも知られています。この記事では、ヘザーの特徴や歴史、おいしい淹れ方からおすすめブレンド、季節ごとの楽しみ方まで詳しくご紹介します。ヘザーを暮らしに取り入れたい方に向けた完全ガイドです。
| 和名 | ヘザー |
| 英名 | Heather |
| 学名 | Calluna vulgaris |
| 科名 | ツツジ科 |
| 分類 | 花系ハーブ |
| 利用部位 | 花 |
| 香りの特徴 | ほのかに甘い花の香りと、かすかなウッディノート。荒野の風を思わせるワイルドな印象。 |
| 味わいの強さ | とても穏やか(5段階中1) |
| 主な用途 | ハーブティー、ブレンド |
スコットランドの荒野を紫色に染める、ヨーロッパの野の花です。やさしい甘みとかすかなウッディノートが特徴で、イギリスではヘザーハニーでも知られています。
ヨーロッパ北西部、特にスコットランドやアイルランドの荒野が自生地です。スコットランドでは国花のひとつとされ、ヘザーエールという花のビールも古くから醸造されてきました。ヘザーから採れる蜂蜜は独特の風味で珍重されます。主な産地はスコットランド、北欧、東ヨーロッパです。
ヘザーの味わいの特徴をご紹介します。
香り: ほのかに甘い花の香りと、かすかなウッディノート。荒野の風を思わせるワイルドな印象。
味わい: 軽やかで穏やかな飲み口。ほんのり甘く、わずかにウッディでドライな風味。
余韻: 控えめな甘さとドライな余韻。すっきりとした後味が残ります。
味わいの強さは5段階中1(とても穏やか)で、初心者の方にも飲みやすい穏やかなハーブです。
ヘザーのハーブティーを最もおいしく淹れるための基本レシピです。
| 項目 | 目安 | |------|------| | 茶葉の量 | ティースプーン1杯(約2g) | | お湯の温度 | 90℃ | | 抽出時間 | 5分 | | お湯の量 | 200ml |
花穂ごと淹れるとほのかな甘みが出ます。蓋をして蒸らすと、控えめな花の香りをしっかり引き出せます。
ヘザー&ラベンダー ヘザー ティースプーン1杯+ラベンダー 少々を使い、90℃のお湯で4分抽出します。紫色の花同士のブレンド。ラベンダーの華やかさがヘザーの控えめな甘さを引き立てます。
スコットランドの風景を味わう 紫のヘザーが広がるハイランドの風景を思い浮かべながら。イギリス好きの方にもおすすめの一杯。
はちみつと合わせて ヘザーハニーと合わせれば、花と蜂蜜の二重奏。ヘザーハニーが手に入ったらぜひ試してほしい組み合わせです。
穏やかな午後のティータイム クセが少なく穏やかな味わいは、午後のひとときにそっと寄り添うティー。邪魔しないやさしさが魅力です。
春: カモミールとブレンドして、春のやさしいフラワーティーに。
夏: アイスにしてはちみつを加えれば、夏の甘い花のアイスティーに。
秋: ルイボスと合わせて、秋のウッディなフラワーブレンドに。
冬: ヘザーハニーを加えてホットで。花と蜂蜜の贅沢な冬のティータイムに。
ヘザーは以下のハーブとブレンドすることで、より豊かな味わいを楽しめます。
lavender ─ 紫の花同士のブレンド。ラベンダーの華やかさがヘザーの控えめな味わいに深みを加えます。 図鑑ページ
chamomile ─ カモミールの甘さとヘザーの穏やかさで、やさしいフラワーブレンドに。 図鑑ページ
rooibos ─ ルイボスのまろやかなコクがヘザーのウッディノートとよく合います。 図鑑ページ
花穂がピンク〜紫色で、ほのかに甘い香りが感じられるものが良質です。枝や茎が多すぎるとウッディな味が強くなるため、花の部分が多いものを選びましょう。入手は専門店やオンラインショップがおすすめ。密閉容器に入れ、冷暗所で保管してください。
※ハーブティーは食品であり、医薬品ではありません。体質や体調に合わないと感じた場合は飲用をお控えください。
ヘザーは、穏やかで飲みやすい味わいが魅力の花系ハーブです。基本の淹れ方をマスターしたら、季節やシーンに合わせたブレンドにもぜひ挑戦してみてください。
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ハーブティー専門YouTubeチャンネル(登録者2.7万人・動画967本)の企画・撮影・編集・運用を6年間担当した経験をもとに、122種のハーブデータベースとオリジナルブレンドレシピを発信しています。
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