睡眠・不眠
トケイソウの神秘的な花が持つ鎮静パワーで、深く穏やかな眠りを叶えるパッションフラワーティー
パッションフラワー(トケイソウ)は、南米原産のハーブで、ヨーロッパでは不眠の自然療法として広く認められています。穏やかでありながらしっかりとした鎮静作用を持ち、特に寝つきの悪さや中途覚醒に悩む方に効果が期待できます。神経の過剰な興奮を鎮め、深いリラックス状態へと導くことで、質の高い睡眠をサポートすると言われています。ドイツのコミッションE(薬用植物評価委員会)でも、不安や不眠に対する使用が承認されています。
パッションフラワーに含まれるクリシンやアピゲニンなどのフラボノイドは、GABA-A受容体に結合してGABAの作用を増強し、神経の興奮を抑制する働きがあります。これはベンゾジアゼピン系薬物と類似したメカニズムですが、より穏やかに作用するため、翌朝のだるさが少ないと言われています。また、ハルミンやハルモールといったアルカロイドも鎮静効果に寄与すると考えられています。
パッションフラワーの抗不安作用は、日中のストレス軽減にも効果が期待できます。臨床試験では、全般性不安障害の症状を穏やかに改善したという報告もあり、心の安定をサポートするハーブとして注目されています。
カップまたはティーポットにパッションフラワーをティースプーン1杯(約2g)入れます。
ティーバッグの場合は1袋でOKです。
95℃に温めたお湯を200mlゆっくりと注ぎます。
蓋をしてそのまま6〜8分じっくり蒸らします。
蒸らし時間が長いほど濃い味わいになります。
茶葉を取り除いて、お好みではちみつやレモンを加えてお召し上がりください。
就寝の1時間前に飲むのがベストです。効果がしっかり現れるまで少し時間がかかるため、早めの摂取がおすすめです。
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ハーブティー専門YouTubeチャンネル(登録者2.7万人・動画967本)の企画・撮影・編集・運用を6年間担当した経験をもとに、122種のハーブデータベースとオリジナルブレンドレシピを発信しています。
編集部について詳しく見る →パッションフラワー(トケイソウ)は南米原産のつる性植物で、独特の時計のような美しい花を咲かせます。16世紀にスペインの宣教師がこの花の形をキリストの受難に見立てたことが名前の由来です。地上部を乾燥させたものがハーブティーに使われ、穏やかな草の香りとほのかな甘みが特徴です。
不眠改善には、就寝1時間前に濃いめに淹れたパッションフラワーティーを飲むのが効果的です。ティースプーン山盛り1杯に熱湯を注ぎ、10分ほどしっかり蒸らしてください。カモミールやバレリアンとのブレンドも安眠効果を高めます。
パッションフラワーは比較的安全なハーブですが、鎮静作用があるため、睡眠薬や抗不安薬との併用は避けてください。妊娠中の方は子宮収縮作用の可能性があるため摂取を控えることが推奨されています。また、手術前2週間は麻酔との相互作用を避けるため使用を中止してください。