睡眠・不眠
菩提樹の甘く上品な花の香りが、忙しい一日の終わりに安らぎの眠りを届けるリンデンティー
リンデン(菩提樹)は、ヨーロッパで古くから「安眠のハーブ」として親しまれてきました。甘くフローラルな香りが神経の高ぶりを穏やかに鎮め、自然な眠気を促すと言われています。フランスでは「ティユル」と呼ばれ、就寝前の定番ハーブティーとして家庭に欠かせない存在です。体を内側から温める作用もあり、冷えで寝つきが悪い方にも適しています。優しい味わいで飲みやすく、ハーブティー初心者の方にもおすすめです。
リンデンの花に含まれるファルネソールには、GABA受容体に作用して鎮静効果を発揮する働きがあると報告されています。また、フラボノイドの一種であるケンフェロールやクエルシトリンが抗不安作用を示し、入眠を妨げる精神的緊張を和らげると考えられています。さらに、粘液質成分が喉や胃の粘膜を保護し、体のリラックスを促進します。
リンデンのフラボノイドは神経の興奮を穏やかに鎮め、深い眠りをサポートすると言われています。ヨーロッパでは就寝前の定番ティーとして広く親しまれています。
カップまたはティーポットにリンデンをティースプーン1杯(約2g)入れます。
ティーバッグの場合は1袋でOKです。
95℃に温めたお湯を200mlゆっくりと注ぎます。
蓋をしてそのまま6〜8分じっくり蒸らします。
蒸らし時間が長いほど濃い味わいになります。
茶葉を取り除いて、お好みではちみつやレモンを加えてお召し上がりください。
就寝の30分〜1時間前に飲むのがおすすめです。少し高めの温度で淹れると香りが立ち、リラックス効果が高まります。
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ハーブティー専門YouTubeチャンネル(登録者2.7万人・動画967本)の企画・撮影・編集・運用を6年間担当した経験をもとに、122種のハーブデータベースとオリジナルブレンドレシピを発信しています。
編集部について詳しく見る →リンデンはシナノキ科の落葉高木で、ヨーロッパでは「菩提樹」として街路樹にも植えられている親しみ深い植物です。花と苞葉を乾燥させてハーブティーにします。フランスでは子どもから大人まで日常的に飲まれており、風邪の引き始めや寝つきが悪いときの定番のお茶です。
安眠効果を期待する場合は、就寝の30分〜1時間前に温かいリンデンティーを1杯ゆっくり飲むのが理想的です。カモミールやラベンダーとブレンドすると、鎮静効果がさらに高まると言われています。毎晩の就寝ルーティンに組み込むと効果的です。
リンデンは非常に安全性の高いハーブで、フランスでは小さな子どもにも飲ませる定番のお茶です。ただし、心臓疾患をお持ちの方は大量摂取を控えることが推奨されています。また、まれにシナノキ科にアレルギーを持つ方がいるため、初めての方は少量からお試しください。