Corn Silk
トウモロコシの穂先から伸びる絹糸のようなひげを乾燥させたハーブティーで、英語名 Corn Silk から「コーンシルク」とも呼ばれます。韓国や中国など東アジアでは、古くから日常のお茶として飲まれてきました。麦茶に似た素朴な味わいで、カフェインを含まず、大きめのポットにまとめて作れる気軽さが魅力です。
ほんのり甘いトウモロコシの香り、麦茶に似た素朴な味わいとやさしい自然な甘み。渋みや酸味はほとんどなく、長く蒸らすほど穀物らしい香ばしさが前に出ます。
トウモロコシのひげは、英語名 Corn Silk から「コーンシルク」とも呼ばれるハーブです。とうもろこしの実を包む皮の内側から伸びる絹糸状の部分(雌しべ)を集めて乾燥させたもので、収穫のときに捨てられがちな部位を余さず使う、暮らしに根ざした素材として東アジアで受け継がれてきました。韓国ではとうもろこし茶(オクスス茶)の仲間として広く飲まれ、中国では玉米鬚(ぎょくべいしゅ)と呼ばれてきました。日本では「とうもろこしのひげ茶」の名前で流通しています。 乾燥させたひげには、フラボノイド類やカリウムをはじめとするミネラルが含まれます。ただし一杯のお茶に溶け出す量はごくわずかで、栄養を補うためというよりは、麦茶と同じ感覚で日常の水分補給に選ばれることの多いお茶です。 カフェインを含まないため、朝の食卓から夜のくつろぎの時間まで、飲む時間帯を選びません。味に強いクセがなく、子どもから大人まで同じポットを分け合えることから、夏の冷茶としても親しまれています。ハーブティーは食品であり、医薬品の代わりになるものではありません。
⚠ ご利用上の注意
このページの情報は一般的な知識の提供を目的としており、 医療上のアドバイスを意図したものではありません。 効能には個人差があります。 妊娠中・授乳中の方、持病のある方、服薬中の方は、 ご利用前に必ず医師にご相談ください。
基本の淹れ方は、95℃のお湯200mlにティースプーン山盛り1杯(約3g)を入れ、5分蒸らします。ほんのり甘いとうもろこしの香りが立ち、麦茶に近い淡い黄金色の一杯になります。 麦茶と同じようにまとめて作るなら、やかんに水1Lと大さじ2杯(約15g)を入れ、沸騰後5分ほど弱火で煮出す方法が手軽です。冷蔵庫で冷やせば、そのまま夏の常備茶になります。急がない日は水出しでもよく、冷水に入れて2〜3時間置くと、甘みの残るすっきりした冷茶になります。 ブレンドでは、ペパーミントやレモングラスを合わせると後味が軽くなり、ジンジャーを少し加えると温かみのある飲み口になります。ルイボスと合わせるとコクが出て、ミルクを加えてもおいしくいただけます。素朴な甘みがあるためはちみつは不要ですが、加えても素直になじみます。 保存は密閉容器に入れ、光と湿気を避けた場所で。開封後は1〜2ヶ月を目安に使い切ってください。
レシピ投稿で Opening Blender キャンペーンが進みます
ハーブティー専門YouTubeチャンネル(登録者2.7万人・動画967本)の企画・撮影・編集・運用を6年間担当した経験をもとに、122種のハーブデータベースとオリジナルブレンドレシピを発信しています。
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最初のレシピを作るコーンシルク(Stigma maydis)水性抽出物の利尿効果を評価したランダム化クロスオーバー試験。健常成人30名を対象に、コーンシルク茶(乾燥重量3g/200mL)を単回摂取させた結果、摂取後6時間の累積尿量がプラセボ群と比較して有意に増加した。カリウム保持型の穏やかな利尿パターンが観察され、電解質バランスへの悪影響は認められなかった。フラボノイドおよびカリウム塩の協調的作用による腎尿細管機能への影響が示唆されている。
コーンシルクは北米先住民をはじめ、中国伝統医学、トルコ民間療法等において古くから泌尿器系の不調に対して使用されてきた。中国薬典では「玉米鬚」として利水消腫の効能が記載され、膀胱炎や尿路結石の民間療法として広く利用されている。フランスでは伝統的ハーブ医薬品として尿路の健康維持目的での使用が認められている。これらの多文化的な使用歴が、現代における泌尿器系サプリメントとしての研究関心を喚起する基盤となっている。
コーンシルクの詳細な化学組成を分析した成分研究。HPLC-MS解析により、主要フラボノイドとしてマイシン、ルテオリン配糖体、アピゲニン配糖体が同定された。ミネラル分析では、乾燥重量あたりのカリウム含量が特に高く(約3.5%)、ナトリウムとの比率が極めて大きいことが確認された。このカリウム優位のミネラルバランスが、カリウム保持型の穏やかな利尿作用に寄与する可能性が示唆されている。また、タンニンやサポニンも検出され、多成分による複合的な作用機序が推察される。
最終更新: 2026年3月20日
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