蜜を吸うように花に口づけたことから名が付いた、甘い蜜の香りを持つハーブです。中国では「金銀花茶」として長い歴史があり、甘くやさしい花の風味が楽しめます。この記事では、スイカズラの特徴や歴史、おいしい淹れ方からおすすめブレンド、季節ごとの楽しみ方まで詳しくご紹介します。スイカズラを暮らしに取り入れたい方に向けた完全ガイドです。
| 和名 | スイカズラ |
| 英名 | Honeysuckle |
| 学名 | Lonicera japonica |
| 科名 | スイカズラ科 |
| 分類 | 花系ハーブ |
| 利用部位 | 花 |
| 香りの特徴 | 蜂蜜のような甘い花の香り。ジャスミンにも似た、濃厚でやさしいフローラルノート。 |
| 味わいの強さ | 穏やか(5段階中2) |
| 主な用途 | ハーブティー、ブレンド |
蜜を吸うように花に口づけたことから名が付いた、甘い蜜の香りを持つハーブです。中国では「金銀花茶」として長い歴史があり、甘くやさしい花の風味が楽しめます。
東アジア、特に日本・中国・韓国が原産です。学名の「japonica」が示すように日本を代表するつる植物のひとつ。中国では「金銀花(ジンインホア)」として古くから茶として飲まれており、夏の暑い時期に好んで淹れる伝統があります。北米やヨーロッパにも帰化し、世界中で親しまれています。
スイカズラの味わいの特徴をご紹介します。
香り: 蜂蜜のような甘い花の香り。ジャスミンにも似た、濃厚でやさしいフローラルノート。
味わい: 自然な甘みがあり、なめらかで飲みやすい。蜜のようなコクがほんのり感じられます。
余韻: 甘い花の余韻がやわらかく残り、口の中がほのかに甘い印象に。
味わいの強さは5段階中2(穏やか)で、初心者の方にも飲みやすい穏やかなハーブです。
スイカズラのハーブティーを最もおいしく淹れるための基本レシピです。
| 項目 | 目安 | |------|------| | 茶葉の量 | ティースプーン1杯(約2〜3g) | | お湯の温度 | 90℃ | | 抽出時間 | 4分 | | お湯の量 | 200ml |
つぼみの状態のものが香り豊か。蓋をして蒸らすと、蜜のような甘い香りがしっかり引き出されます。
アイス金銀花茶 ティースプーン山盛り1杯(100mlのお湯で濃いめに)を使い、90℃のお湯で5分抽出します。濃いめに淹れて氷に注ぐと、中国の夏の定番の涼しいアイスフラワーティーに。
夏の涼を呼ぶティータイム 中国では夏場に好んで飲まれる金銀花茶。暑い日のアイスティーにすると、甘い花の香りで涼しい気分に。
蜜の香りに包まれて 英名「ハニーサックル(蜜を吸う)」の由来のとおり、甘い蜜の香りがティータイムを包み込みます。
身近な野の花をティーに 日本の山野に自生するスイカズラ。散歩で見かける身近な花を、ティーとして味わう新鮮な体験を。
春: ジャスミンとブレンドして、春の甘いフラワーティーに。
夏: アイスにして氷をたっぷり。中国式の涼やかな夏のフラワーティーに。
秋: 金木犀とブレンドして、秋のアジアンフラワーブレンドに。
冬: はちみつを加えてホットで。甘い花の香りで温かいひとときを。
スイカズラは以下のハーブとブレンドすることで、より豊かな味わいを楽しめます。
jasmine ─ ジャスミンと同系統の甘い花香同士で、濃厚なフローラルブレンドに。 図鑑ページ
chrysanthemum ─ 菊花の爽やかさとスイカズラの甘さで、中国茶の定番ブレンドに。 図鑑ページ
lemongrass ─ レモングラスの柑橘感がスイカズラの甘さを引き締め、爽やかなブレンドに。 図鑑ページ
osmanthus ─ 金木犀の芳醇な甘さとスイカズラの蜜の香りで、アジアンフラワーティーに。 図鑑ページ
つぼみの状態で乾燥されたものが最も香り豊かです。黄緑色〜白色で、ふっくらとしたつぼみが良質。開花後のものは香りが弱くなります。甘い蜜のような花の香りがしっかり感じられるものを選びましょう。密閉容器に入れ、冷暗所で保管してください。
※ハーブティーは食品であり、医薬品ではありません。体質や体調に合わないと感じた場合は飲用をお控えください。
スイカズラは、穏やかで飲みやすい味わいが魅力の花系ハーブです。基本の淹れ方をマスターしたら、季節やシーンに合わせたブレンドにもぜひ挑戦してみてください。
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